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剪定

剪定



庭木の“手入れ”の事を剪定と呼んでいます。

木々や草物は生き物ですから、毎年成長します。伸びます。

放っておくとデカくなり過ぎた、お化け状態にドコをどうしていいやら…

デカくなり過ぎた木を思いっきり切り詰めるというのは、
木にとってかなりのストレスを与えます。次年度の成長にも影響が出ること必須。



また
病害虫の温床にもなりやすいですし、お隣さんにはみ出して苦情が…と

そうならないために毎年の剪定業務は必要なのです。



樹形を人工的に作ってるいわゆる仕立物は“曲線美”を損ないますから要注意です。


最近の花木や雑木は毎年でなくても良いかと思います。
というのは自然風の樹形が命ですから、2年に1度でも良いですね。

ただ、毎年ハサミを入れないと大きくなり過ぎの雑木はこの限りではありません。
徒長枝が暴れて…では?次年度はもっと大きくなってしまいますから。


では、その
『切る時期』 ですが…いつでも良いという訳ではありません。


先ほども言いましたが“生き物”ですから活動を旺盛にしている時期、暑い真夏に切られると?
それはもうテキメンに弱ってしまいます。

やはりあまり活動をしていない時期。

具体的には落葉の樹種が葉を落とした頃から次年度に芽吹くまで

長野県ですと11月~4月上旬って所でしょう。


だから秋頃になると、はしご・三脚を積んで走ってる車が多くなるのです。


ただ、常緑広葉樹 は寒さに弱く傷みやすいので6月頃のが良い種もあります。

同じくツツジ等は花後に次年の花芽ができますので、秋冬の剪定で花芽を切ってしまうと
咲きませんから、注意が必要です。



夏場にハサミを入れる目的に、台風を考慮した夏季剪定というのもありますが、
個人宅ではまず気にしなくても良いと思います。



次は
『切る強さ』 つまり深く切るのか軽めなのか。

浅いと年々大きくなりますし、強いと枯れ込む。
その木の成長度合いを勘案した上で、適度な強さでハサミを入れる。
というのが文面上の限界でしょうか。

こればっかりは経験です。



それから
『切る位置・線』 も大事です。

人は傷を負えば、かさぶたになって傷口が埋まりますよね。
木も同じく、そこを埋めようと段々皮が乗ってきます。

ですから傷の治りの早い部分での剪定が大切なんです。
(ブランチカラーラインと参考書にありますから参照を)
植物の生命力の強さを感じますね。




最後は
『誰が切るか』 です。

お客様の中には、この文面を見て、参考図書を買って勉強してみて、いざ、自分でハサミを持って木々の前に立ってみると?なかなかコレが分からない。難しいものだな~!と言いながら…
時間だけが過ぎて…とは?よく聞くお話です。


だから我々のような業者が存在して、出来ないお宅に剪定に伺いますが、
その時にでも言っていただければアドバイスは致します。
実演付きで。

出来そうなものはご自分でハサミを持ってみるのもおススメしています(私は!ですが…)

なぜならば?その木に愛着が湧くから。自分がハサミを入れ育ててきた木だと。

それはもう可愛らしいものになります。

肥料をくれてみたり、成長を見てるのも庭木を眺め、庭を楽しむ事の一つだと思うのです。




余談ですが、お客様で以前、2~3年放っておいた暴れすぎの手入れを、
近所のおじさんに頼んだお庭。

それはそれは?スッキリさせてくれたそうです。

お礼を言って、帰ってもらった次の年。スッキリとしたその残した庭木は次の年に半分は枯れてて芽吹かなかったそうです。

莫大な量の剪定ゴミを置いて帰って…やっとの思いで片付けたら、またゴミが発生して散々だったというお話でした。


原因は 1、強すぎた切り方 2、時期の悪さ 3、切る位置の無知
が見事にハマったと考えられます。



造園屋さんはそれなりの経験と学習をと…学んできてますが、昨日今日初めてその時期にのみ、
ハサミをもつ方とは?やはり違うのです。

すべての“近所のおじさん”がそうとは言いませんが、中には上手に切る方もいますが。
自分の毛髪を切ってもらうのに近所のおじさんに頼みますか?
美容師さんや理容師さんの所へ行きますか?


その時はスッキリしますよね。どちらも。しかし伸びてきたとき。細かいところ。内部。

木々の生育サイクルを理解したら…


私は
木々には口が無く意思表示が出来ませんから、その声をくみ取ってあげたいモノだと、
いつも剪定の時に思うものです。


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